スカーフ髪+グローブラオス
竜舞叩き🌙
この環境において極力噛み合いを避けるためにまず先に解決しなければならないことは次の2点であると考えた。
①初手からどれだけ強い動きが取れるか
蜻蛉から展開していったり受けコマを用意したりする動きは実質的に受けることが不可能なため弱い。つまり、初手にどれだけ対面的に安定して出せるポケモンを用意できるかが重要であると考えた。
それが「HBメガネ髪」
調整H244 B132 C4 D4 S124
そしてスカーフ水ラオスと組み合わせることで初手から強い動きができると考えた。
ラオスに対しては髪で襷まで削ってラオスに引くことで次に相手は引くか落とされるかの択となり、こちら側はどの択を取られても蜻蛉で有利な試合展開を行える。
パオに対しても対ラオスと同様である。ただし、動きとして下からドレキスからのラオス引きという動きも取れる。
ガチグマに対してはノマテラブラッドムーンは18%としか落とされずムンフォ2ダウンまで考えれば有利な確率となる上に、ノマテラなら裏で勝てる。テラスを切らないなら髪が対面勝つか大きな削りを入れられる。テラスを切るなら髪が大きな削りをいれて裏を通すという試合展開となる。
②電磁波の拒否
ただ適当に電磁波メタのポケモンを入れるだけだと相手の髪を見ただけで選出が歪み結果的に弱い選出となる。
そこで基本軸で電磁波の拒否を行うことが必要であると考えた。
①を踏まえて基本軸はHBメガネ髪+スカーフ髪である。まずここに電磁波の拒否を要素として入れなければならないためメガネ髪のテラスを電気とした。
次にメガネ髪に電気テラスを仕込むだけだと毎回髪を相手の髪に合わせてテラスを切らなければならないという非常に弱い動きとなる。そこで電磁波無効タイプを用意することで電磁波に対する2方面の処理を行えると考えた。
また、メガネ髪+スカーフラオスを軸にすることにおいてステロが欲しく、起点回避のためにクッションが欲しい。これらの理由からカバルドンが構築に必要なピースであると考えカバルドン+メガネ髪+スカーフラオスを軸とした。
選出
自分
初手イーユイ
裏キョジカイリュー
相手
初手メガネカミ
裏ハチマキぱお、チオン(残飯じゃない)
選出理由
基本軸で投げるとサイクルで勝てないし、チオンドヒド崩せないからイーユイキョジカイリュー
結果
初手メガネカミに引けない選出になってテラスを強要され鉢巻パオに破壊
選出
自分
初手カミ
裏ラオスイーユイ
相手
初手カミ 電磁波
選出理由
キョジを絡めた選出をすると水ガポンやさーふごー、ガチグマに負けると思ったから対面的選出
結果
電磁波で痺れまくって負け
反省点
水ガポンに選出を歪まされた
この負け試合を含めた直近6試合を行った結果
上3体の基本軸で順当勝ち×2
キョジを絡めた順当勝ち×1
基本軸がクッションを1枚置いていることから、キョジカイリューとクッション2枚選出すると構築の中に入れられる攻め駒が3体となり選出幅が狭まってしまっている。
キョジの枠を単体で強いポケモンにして対面駒クッション駒として単体で完結させる必要があるかも。
そうすることでイーユイカイリューの枠を積みアタッカーや高火力エースに置き換えることができるかも。
並びとして地面+スカーフカミ+ラオスを基本軸として確定でいい。
想定してた動きを実際にも行えているため地面枠をガチグマで一旦確定でいい。
ガチグマ+スカーフカミ+ラオスは初手ラオスorパオ(ブエナカミ)が出てくるような対面+積みエース(カイリューorブエナカミ)のようなスタンパに対しては机上論の動きができて強い。
この3体で勝てない構築
→がち対面構築
例 初手ガチグマ+トリル、初手カイリュー(飛行テラバor弱ほ)+イダイトウ
軸3体だとパワー負けしてしまい数的有利を取られてそのまま負けてしまう。
解決策
→受けを絡めた攻め受けスイッチ
こうした対面構築は初手に数的有利を取ることに成功すればそのままパワーを押し付けて勝てるが、裏を返せば相手に対応された動きをされ初手から数的有利を取れない、あるいは数的有利を取られたとしても裏に相手のパワーをいなせるポケモンがいたら勝てない。
考えられる受け駒
→キョジorチオン
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以上を踏まえて次の構築を使用
キョジは正解よりではあるがゴーストは弱かった。そもそものキョジを軸に組んでいないため、キョジ+攻め2体で出すことが多くキョジ単体の性能を限りなく引き上げる必要があり、その場合相手のカミに勝てる必要があるからフェアリー半減でないと話にならない。
逆に強かった点
キョジ+スカーフカミ
単純に受け駒で相手を疲弊させた後のスイープが強いから別選出としてこの動きは組み込みたい。
①
地面枠
カミ
ラオス
これを軸とする。
地面枠
・カバ
・ガチグマ
・ディンルー
・ランド
・ガブ
これらを使った結果、テラスを切らなくともオーガポン、ラオスに強くステロを撒け汎用性があるためガブリアスとした。
②
ガブ カミ ラオスを軸として次の構築で潜ってみた。
HBSガブ@お盆
CSカミ@メガネ
ラオス@スカーフ
パオ@タスキ
ドラン@マゴ
3wチオン@残飯
強かった点
ガブ+カミ+チオン
ガブのステロからカミを通していくルートを取りながら、相手のカイリューラオスイダイトウみたいなポケモンをチオンで対面突破&サイクルしていく選出。恐らくこの選出で脳死には負けない。
ガブがカミとラオス、オーガポンなどと対面したときの引き先となりそこから展開していけるのが強かった。
弱かった点
スカーフラオスは弱い。初手に投げたいけどガチグマ入りに対して択になったり蜻蛉しても一体殺すだけだからそもそもの選出ができない。
パオドランはそもそもの違う。
ガブ+カミ+チオンと選出したとき低速すぎるから相手のパオの運ゲになる。カミをスカーフにした方がいいかも。
③
②のことを踏まえてカミの持ち物をスカーフに変更。
この4体の並びは電磁波カミが重いかもしれない。
思いつく処理方法
→電磁波を拒否できるポケモンを入れる=キョジ?
→ガブをカバに変える?
→電磁波を拒否できるポケモンの対面操作+スカーフで一撃で沈める
この環境においてサイクルを組もうとして構築を組むのは初手からケアすべきポケモンが多いために全対応が難しい。そのため対面的に構築を組み始めたほうが構築としてまとまると考えその方向性で組み始めることにした。
まず初手において腐らずステロを撒けるポケモンを模索し、その結果HBSオボンガブリアスがウーラオス+オーガポンの通常のステロ撒きに強い対面駒に強い対面駒であることに気づいたためこのポケモンから組み始めた。
次にガブリアスとの攻めにおける相性の良さとガブで荒らした後の高速スイーパーとして眼鏡カミを採用。HBガブ+眼鏡カミが対面かつサイクル選出ができる強い並びであることを理解し構築の方向性を対面選出が可能なサイクル構築に切り替えた。